| ◆ボルボとは? |
| ボルボ (VOLVO) はスウェーデンの企業グループ、及びフォード・モーターが有する乗用車のブランド名称である。かつては乗用車部門もボルボグループ傘下であったが、乗用車部門はフォード・モーターに売却されてボルボ・カーズとなっている。
ちなみにボルボとはラテン語で「ころがって行く」という意味。 |
| 乗用車ブランド |
- 日本国内では乗用車メーカーに思われがちだが、1998年に乗用車部門はフォード・モーターに分離売却された。現在、乗用車のボルボはフォード・モーターの1ブランドであり、ボルボグループとの資本関係は無い。
- ボルボグループ時代は「世界一安全なファミリーカー」と評価されていたが、フォード・モーターに売却されて以降はプレミアム・オートモーティブ・グループのブランドとしてのプレミアムカーへと路線の変更をおこなっている。
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| ◆沿革 |
- 1915年 鉄鋼メーカーとして創業。27年、当時のスウェーデン最大企業だったベアリングメーカー、SKF社の後援で自動車製造を開始。1930年代に元GMの技術者を招聘するなど、スウェーデンの比較的広大な国土に合わせた「小さなアメリカ車」的な設計がなされていた。
- 1944年発表の小型車、「PV444」が世界的な成功を収め、信頼性/耐久性で高い評価を獲得した。以来、徐々にモデルは大型化して行くが、「世界一安全なファミリーカー」と評価される。1975年にはオランダのDAF社を吸収した。
- 1970年代、労働条件改善のためにベルトコンベアー生産方式を廃止し。結果として高級車の生産にシフト。
- 1980年代以降、国際競争力を強める為、「200」シリーズの改良とともに、「700」「900」シリーズ、1992年にはFWD5気筒の礎となる「850」シリーズをリリースする。
- 世界的な自動車会社再編の中、1998年に乗用車部門がフォード・モーターに売却され、フォードの一部門となった。以降乗用車部門は「ボルボ・カーズ(Volvo
Cars)」を名乗っている。
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| ◆ボルボ・カーズ |
| 1998年にフォードがボルボの乗用車部門を買収した際、乗用車ブランド名としてのボルボも買収対象になった。これに対し、社名は商用車部門をはじめとするボルボグループが引き続き使用するため、フォードが買収した部門はボルボカーコーポレーションを名乗るようになった。なお、ボルボグループとフォード間の資本関係は無い。
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日本における乗用車部門正規輸入元であった「ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社」は、フォード・モーターへの売却により、傘下の乗用車ブランド5種を統合した販売組織であるプレミアム・オートモーティブ・グループの日本法人「ピー・エー・ジーインポート株式会社」に吸収合併された。
同社は旧ローバー系日本法人の後継会社であり、吸収合併にあたり旧ボルボ系日本法人であった「ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社」は消滅した。 現在使われている「ボルボ・カーズ・ジャパン」の名称は、「ピー・エー・ジーインポート株式会社」内のボルボブランドの通称名である。 |
| ◆ボルボ 1998年以降の車種 |
- VOLVO C70カブリオレ/クーペ(1998年〜)
- 初代70シリーズをベースとしたクーペ&カブリオレ。
- VOLVO S80(1999年〜)
- ボルボの最上級4ドアセダン。直5、直6エンジンを横置きするFF駆動方式。
- ガソリン・ターボ(ロー/ハイプレッシャー)直5ディーゼル・デイーゼルターボ、バイフューエル(LPG/ガソリン<05年まで>・CNG/ガソリン)の多彩なエンジン構成を持つも、日本での販売はガソリンエンジンのみである。
- 電子制御スロットルの故障多発により、北米では訴訟により保証期間の延長が行われた模様である。
- VOLVO V70(2000年〜)
- 2000年にフルモデルチェンジを行い、現在も継続販売されている現行モデル。2004年秋に登場した2005年モデルでは、プロテクションモールがボディ同色化されたうえ、一部がメッキ処理されるなど、フォードの戦略によりプレミアム性が大幅に高められた。実用性重視による無塗装プロテクションモール、環境性重視によるメッキ処理の抑制、という設計思想に別れを告げたことが特筆される。
- 2006年モデルからは限定車扱いであったRAWDがカタログモデルとなった。
- VOLVO S60(2001年〜)
- S80/V70と共通のプラットフォームを持つ中型の4ドアセダン。自然吸気とターボ過給の直5エンジンを横置きする。駆動方式はFF/AWDとも5ATを基本とするが、RAWDについては6ATである。エンジンラインナップはV70と同じである。
- VOLVO S40/VOLVO V50(2004年〜)
- ベルギーで生産され、横置き4気筒をメインに、中型車と共通の直5エンジンもラインナップする。プラットフォーム、フロントサスペンションを、マツダ3(アクセラ)、フォード・フォーカスと共用する。
- 輸入車としては初めて超-低排出ガス車の認定を受ける。
- VOLVO XC70
- V70をベースとしたクロスオーバーSUVとして登場。初期はV70ファミリーの一グレードとして V70 XCを名乗っていた。オリジナルのV70より最低地上高を上げ215mmとなっており(全高は1560mm)、廃道や林道・オフロード・積雪路面で威力を発揮する。トレッドも45mm拡大されている。4WDシステムは、ハルデックス社の前後輪駆動配分を採用したパートタイム式をAWDと呼んでいる。
- VOLVO XC90
- 北米市場でのSUV好調を受け、三列シートを持つSUVとして急遽設計されたモデル。日本には導入されていないがFF仕様も有る。V8、直6、直5エンジンを横置きする。なおV8エンジンはヤマハ発動機が設計生産をおこなっている。
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VOLVO S80 |

VOLVO C70 |

VOLVO XC70 |

VOLVO XC90(リアビュー) |
| 出典:Wikipedia |